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手術から二ヶ月目

今日で丁度手術から二ヶ月になる。回復は概ね順調と思われる。前回外来で処方されたアーチスト錠であるが、どうも服用量を間違っていたらしい。一回2錠を一日2回飲むべきところを、一回1錠を一日2回しか飲んでいなかった。どうも薬の減り方が少ないなあと思って気付いた。薬を替えても相変わらず脈拍が早いので少し心配していたが、そのせいかもしれない。後は、血圧の特に下の方が最近やや高め(90~95)になってきたのが気になるところ。それを除いては、至って元気で、最近は電車やバスに乗っての移動も結構している。比較的長時間歩いても、以前に比べたら明らかに疲れ具合が違う。

先日、近所の開業医の皮膚科医院に行ってきた。手術の創痕については、男なのでそんなに気にする訳ではない。でも、プールに行ったり、温泉に行くこともあるし、出来るだけ目立たないようにするにこしたことはない。

診察室で、二ヶ月前に心臓手術を受けたことと、現在飲んでいる薬を先生に伝える。ベテランの皮膚科の先生曰く、「僕も若い時には、医者の研修として、心臓手術に立ち会ったことがあってねぇ。あれって、実は医者も結構怖がって手術してるんだよね~」

「患者も怖いが、医者も怖い」とは、南淵先生の本で読んだようなセリフ。

大きな虫眼鏡のような器具で覗いた創痕は、本当かどうか分からないが、外科手術の割にはきれいな方らしい。メラニン色素が残ると色が付いて目立っちゃうらしい。その他の詳しい説明は良く分からなかったが。

創の部分に、スプレーをシューとかける。そして、薬を処方してもらった。また飲み薬が増えてしまう。

・リザベンカプセル100mg 毎食後
・シナール錠200(ビタミンC) 毎食後
・軟膏(アンデベート0.05%、ゲンタシン軟膏1mg、スタデルム軟膏 5%、サトウザルベ軟膏10%の混合)一日二回塗り付け

ご参考までに、術後二ヶ月ちょうどの創の写真です。やっぱ、こうして見ると21cmですが結構長い創ですなぁ・・・私の場合は、「創あとが目立たないように短めに切って下さいね。」なんていうリクエストを先生にしていなかったので、手術しやすいように思いっきり長めに切られてしまったのかもしれません(笑)。

創 20090211創 20090211_2

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フォトブック

入院中に撮影した写真をフィルムからスキャンニングして、ネットでフォトブックの制作を依頼した。本当はもっと早く作って、外来の時に先生に手渡そうと思っていたのであるが、思わず作業に時間が掛ってしまった。

完成したのは、題して、「大和成和病院 入院記録写真集」。全編モノクロ写真である。

表紙は病室から見た青空の写真。頁をめくって、まずは入院前の胸に創のない自分の体の写真、大和成和病院の外観、デイルームや廊下、ベッドやある日の食事、それから、インフォームド・コンセント中の南淵先生と家族、手術に向かう直前の自分、手術後ICUで麻酔から目が覚める前の自分、目が覚めた後の自分、患者仲間、お世話になった看護師さんの笑顔、最後に治療の勲章である胸の創の写真、という感じの流れである。(南淵先生の写真を入院中に撮り損ねたのでデジカメの動画からキャプチャーしたので先生の写真があまり良く撮れてなかったのが残念。ちなみに、このキャプチャー画像は、ご本人はもちろん、これを見た仲間の皆さん、大笑いでした。)

フォトブック

一冊は南淵先生へ、もう一冊は二階病棟ナースステーション宛てにメモを付けて郵送した。実家の家族にも一冊、最後に自分用に一冊が貴重な記録として机の上に置かれている。

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術後一ヶ月

今日で、手術から丁度一ヶ月が経った。

幸い、回復は順調で、手術したということをふと忘れてしまうくらいだ。

入院から退院までに体重が4kg減ったが、その退院時の体重をこの一ヶ月間キープすることができた。食事にはそれなりに気を付けたと思う。でも、家にいるとついつい間食の誘惑に負けて、まんじゅうやせんべいなどの嗜好品(しこうひん)に手が・・・。 運動は、近所への散歩程度。

ちなみに、今の体重は自分が二十歳頃の体重とほぼ同じだ。この体重が一番動きやすいし、体調が良い。10年くらい前の過去最高体重時は、なんと現在より13kgも多かった。一般的に、二十歳くらいまでに人の骨格や筋肉は形成されてしまうので、それ以降に増えた体重は脂肪の増加によるものらしい。

胸骨は日増しにしっかりしてくる感じ。もう多少の動きでは全く問題ない。
創は、痛くも痒くもなく、順調かな。将来あまり目立たないように、塗り薬でもないか、次回の外来で聞いてみようと思う。

血圧、体温は毎日測定して、グラフ化しているが、安定している。脈拍は退院時に100を超えるくらいあったが、最近は90前後になってきた。

心臓自体は快調に動いているようだ。かつてのように動悸を感じることがなくなり、血液ポンプとしてのパフォーマンスは著しく向上した気がする。例えて言うならば、術前はパンクした自転車のタイヤに必死で漏れ漏れの空気を入れていたのが、今はちゃんとしたタイヤに効率よく入れているようなイメージ。

このブログを通じて、同世代の同じ病気だった方と何人か知り会えた。今もそうだが、これから先、10年後、20年後もお互いの情報交換は役に立つと思う。

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手術から17日目

時が経つのは早いもので、今年も残すところあと三日となってしまった。年賀状は年明けに書くことになるかなと思っていたが、退院が早かったので、年内に出し終えることができた。

処方されていた痛み止め(ロキソニン60mg)がなくなってきたが、昨晩は痛み止めなしで寝た。夜中、少~しだけチクチクしたけど、もう痛み止めはいらないなぁ。創も胸骨もかなりしっかりしてきた感じがする。動きもかなり楽になった。ひょっとして、来年早々にでも仕事に復帰できるのでは?という感じだが、焦りは禁物。少なくとも、次回外来診察の1月下旬までは、家でのんびりした生活を送ろうと思う。

大和成和病院から、「手術結果報告書」が郵送で届いた。A4の紙にカラー写真入りでプリントアウトされたもので、本来宛先は、紹介元の内科医に紹介後の報告を行う書類である。大和成和病院の場合は、紹介元の先生への礼状やこうした報告書も、患者にちゃんとコピーを配ってくれる。手術日時、執刀医、手術内容、人工心肺時間、心停止時間、手術時間、輸血の有無、現在の処方などが記載されている。術野と切り取った僧帽弁後尖の不具合部分の写真も盛り込まれていた。なんだか、卒業証書をもらったような気がする。

この手術結果説明書は、CCで患者に送られてくるものである。患者は、例えば、将来、歯の治療を受ける時に、どのような手術を過去に受けたのか説明を求められる時がある。そういう際に、この書面を見せれば患者自身の言葉による説明だけよりも、より客観的に事実を伝えることができる。そういう使い方をしてもらえたらと思って配っているのですと、後日、南淵先生から話を聞いた。

心臓手術報告書
さて、ご参考までに、術後16日目の創をお見せしましょう。ちょっと、痛々しい画像なので、小さめのサイズで。(全然痛くないんですけどね。)創の長さは21cmでした。カサブタもほとんど取れています。創の縫い目は皮膚が少し盛り上がったような状態。ドレーンの跡が腹部に二つあります。首に入っていた二本のカテーテルの跡はほとんど消えました。

創 術後16日目術前
左:手術後(16日目) 右:手術前

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プロフィール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の50歳男性。

2008年12月に40歳で心臓の僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)


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このブログは、私が心臓弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。手術を受けた時の描写は2008年12月の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

(元)心臓病仲間のアンケートを企画・回答集計しました。これから心臓手術を受ける方にはとても参考になるデータだと思います。こちらの記事へ

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南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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