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心臓手術 体験マンガ ハツ手術 シメノシロー 24話 ネットで繋がる (元)心臓病の人々

シメノさんの心臓手術体験マンガの最新号がリリースされました。
https://simenomanga2017.com/24wa/

シメノさんと我々の出会いの頃のことが描かれていて懐かしくなりました。病院を訪問した時のことや、集まりの様子など、その場の雰囲気がとても上手に描かれていて、臨場感をたっぷり感じることができます。さて、意味ありげな続き・・・の内容は何なのか当事者としては少し気になっております(笑)

ちなみに、マダムアリスさんとシメノさんの入院中のお見舞いに訪れた日のことを書いたブログ記事はこちらになります。
https://comebackheart.blog.fc2.com/blog-entry-127.html

シメノさんの心臓リハビリの様子も取材させて頂きました。
https://comebackheart.blog.fc2.com/blog-entry-130.html

心臓リハビリと言えば、上記記事にも登場されている理学療法士の徳田先生のYouTubeのプログラムが今とてもHOTです!
https://www.youtube.com/channel/UCa7Jp_ZuPAcKAgrfoPIqKyQ
心臓リハに係る専門家向けの内容です。
患者向けの内容ではありませんので、医療やリハビリは専門家に任せておけ主義の方にはあえて必要ない内容です。
私は、胸骨正中切開の内容なんかは、実に興味深々で勉強させて頂いています。私の胸骨のワイヤー。5本まではレントゲンに映っているのですが、一番下の6本目があるのか無いのか分からず見えません・・・・

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ハツ手術 シメノ シロー 心臓手術 体験マンガ

「ハツ手術 シメノ シロー 心臓手術 体験マンガ」を紹介します。

作者のヒメノさんは我々の(元)心臓病仲間の一人です。僧帽弁の形成術を受けられたのが30代の約6年前。これは、心臓手術経験者であり、プロの漫画家であるヒメノさんにしか表現できない一芸術作品です。

ヒメノさんの執刀医である南淵先生や深津さんが医療的な内容のチェックをされており、医学的にも信頼できるものです。また、我々、心臓手術仲間による提案も反映されており、ノンフィクション性はかなり高く、現実に即したストーリー展開であることは間違いありません。

登場人物であるシメノさんが、10年ぶりの健康診断で心臓病を宣告されるところから物語がはじまります。たまたまの健康診断で心雑音を指摘されて弁膜症に罹患していることを悟ることは、実際に世の中で最も多い弁膜症の宣告パターンだと思われます。そうした時に患者の誰もが抱く心境が精確に描かれています。家族、恋人、友人といった周りの人達への病気の伝え方も誰もが考える肝要たるところのことでしょう。ユーモアも交えてあり読みやすく、一気に内容に魅了されていきます。

ヒメノさんは(元)心臓病仲間の集まりでも度々顔を見せてくれる常連なので、今後のストーリー展開では知り合った仲間との交流についても描かれていくことでしょう。シメノさんことヒメノさんの心臓手術体験談の次には、「○○さんのケース」といったように(元)心臓病仲間の特色あるエピソードを描くこともできるのではと思います。何しろ、心臓手術はドラマ性が高いので、みんな何かしらネタになる実体験を持っているものです。

繰り返しになりますが、このマンガには弁膜症手術に関わる患者の繊細な心理的状況や思いが見事に描写されています。それを描けるのは、作者であるヒメノさんご自身が心臓手術を経験しているが故に可能なのだと思います。今や、心臓手術の体験談を綴ったブログは検索すればインターネット上に山のように現れますが、マンガという切り口で表現をされた方は初めてではないでしょうか。

メールアドレスを登録しておけば、次回以降の更新があった時に通知を受けることもできるようです。
これから弁膜症手術を受ける必要がある方、既に心臓手術を体験された方、是非ご一読されることをお勧めいたします。

「ハツ手術 シメノ シロー 心臓手術 体験マンガ」
http://simenomanga2017.com/





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プロフィール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の55歳男性。

2008年12月に40歳で心臓の僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)


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お知らせ
このブログは、私が心臓弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。手術を受けた時の描写は2008年12月の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

(元)心臓病仲間のアンケートを企画・回答集計しました(2018年秋)。これから心臓手術を受ける方にはとても参考になるデータだと思います。アンケート集計結果はこちらの記事へ

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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