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心臓手術の創

今日で術後丁度3年半。風呂上がりに記念の創の写真を撮った。



以前の記事にも書いたが、私は術後2カ月目くらいから近所の皮膚科に通い始め、ケロイドになるのを抑えるリザベンという錠剤とビタミンC錠、それからスペシャルブレンドの塗り薬を処方してもらい、一年弱継続した。そのお陰かどうか分からないが、男にしては勿体ないくらい創あとはきれいな仕上がりとなり、遠目に見ると創の存在が分からないくらいだ。創の途中経過はこちら。首の動脈や静脈から挿していたカテーテルのあとは全く残らないのに、太さが太いのか、ドレーンのあとは二つきれいに残っている。皆さんそうだ。

心臓外科は心臓の機能を治すことが目的なので、もし創を気にされる方は、やはり術後暫くしたら皮膚科に通うのが良いと思う。大きな病院でなくても近所の開業医で十分。皮膚科とは言っても、結果的には体質的なものが一番影響するので、何もしないで放っておいてもとても綺麗な創あとになる方もいれば、逆にケロイド状に盛り上がった創になる方もいる。

いずれにせよ、創は我々にとっていつも胸に掲げている勲章のようなものだ。

活動を開始しつつあるお姉さまシリーズの面々も、やはり女子ということで創は気になるものだそうだ。三つ葉葵さんが術後1年7カ月強の創を少し披露してくれた。アレルギー体質の三つ葉葵さんだが、創は満点級の綺麗な状態。胸元の開いた洋服も全く気にならない様子だ。



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Secret

創、気にしていません!
洋服も気にしないで、着たいものを着ています。
私の手術のことを知らない知人などは、気になって見ているかもしれませんが、
それも気にしない~
あえて気にしないでいるわけではないです。そのままなだけです。

ただ、まだ創が治る途中段階なので、日焼けをしないように日焼け止めは塗っています。
それも毎日の身支度の流れのひとつなので、特別感はないのですが。

それと私も術後2ケ月頃から約一年間、リザベンを飲んでいました。
あと、創が動かないように医療用テープも貼るように皮膚科で言われましたが、
それは痒くて数日で断念しました。

もちろん創について、最初から気にしないでいられたわけではありませんでした。
術前はすごくすごく創が心配で、何度も「下の方から切ってください。」と先生にお願いしていました。
手術当日の朝も、そのことを看護師さんに念を押したほどでした。
それがいつから気にならなくなったのか・・・。
たぶん、病気になった意味を考えるようになったころからかな。

でも隠したい人、そのことに触れられたくない人だっていると思います。十人十色ですよね。
それぞれに気持のままにするのがいいのでしょうね。
でも、がんばった証だというのは、真実ですよね♪




創は私の『勲章』です。

No title

こういう方法があったこと...私は術後一年以上経って知りましたw

ただ次に手術をする時は,ケロイドになるだろうねぇ...と言われているので,ぜひやってみようと思います!
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Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の54歳男性。

2008年12月に40歳で心臓の僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)


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このブログは、私が心臓弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。手術を受けた時の描写は2008年12月の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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