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リバイバル特集 ~本物の心臓手術見学記~

(元)心臓病仲間による手術体験の記事はネタ切れ(投稿募集中!)ということで、今日は聖なる心臓手術の現場を、仲間の三つ葉葵さんと私で見学した見学記のリバイバル紹介です。

まずは心臓手術の見学記をアップする目的です。術前に病気や手術のことを調べたり情報収集される方は多いです。「手術中はどうせ麻酔にかかって寝ているのだから、ちゃんと手術してくれればどのように治療していたかなんて興味ないよ」という方もいらっしゃると思います。自分の場合も、術前は手術を見学したいなんて夢にも思っていませんでした。術後になって初めて、心臓病克服の一番のハイライトである本物の心臓手術をこの目で見たいと強く思うようになりました。同じように思われている方は多いと思いますが、実現は簡単なことではないので、その雰囲気だけでも共有してもらえたらと思ったのが目的です。そういう訳なので、今回の記事は、どちらかと言うと術前より術後の方に向けた記事かもしれません。

TVドラマなどで病院のお偉いさんが手術室の上部にあるガラス窓から下でやっている手術の様子をのぞき見るような場面が出てきます。しかし、私が体験した手術見学はそうではありません。手術着を着て、実際に心臓手術が進行しているその手術室の中に入っての実見学です。南淵先生の著書に、海外では手術室の事をシアターと呼ぶのだと書かれていました。先日見たTVドラマに登場した手術室の入口に「THEATER」と書かれている画面がちらっと映っているのを見て、「あっ、本当にシアターっていうんだ」と思いました。限られた人しか入れない特別な空間ではなくて、隠し事のないオープンに開かれた場所で行われる手技(人の手の技)を演ずる場所が手術室ということでシアター(劇場)という名前の由来があるのかもしれません。

我々患者は、手術を受ける当日、手術室に入室してから全身麻酔で記憶が閉ざされたまでの僅かな時間しか、この興味深き手術室の中を観察することができません。私の手術当時、南淵先生は民間病院にお勤めだったので自分の手術のDVDを頂くことができました。それによって、自分の心臓に演ぜられた手術の様子を客観的に観て知ることができました。人間というものは欲が広がるもので、その後、実際の心臓手術が行われている生の手術現場を見学したいという欲求が私の心に徐々に増大してきたのは上述した通りです。

そこで相談する相手はと言えば、南淵先生と深津さんしかいません。快く手術見学の許可を下さり、その様子をレポートした心臓手術見学記が今回のリバイバル記事です。一度目の見学では私が受けたのと同じ僧帽弁形成術を、二度目は大動脈弁置換術を夫々南淵先生の執刀で見せてもらうことができました。医療関係者や報道関係者であればこのような手術見学も珍しくないと思います。しかし、心臓手術を経験しただけの一般の患者が、自分が受けたのと同じ心臓の手術を見学することはあまりない事でしょう。そのような貴重な機会を与えて下さった南淵先生、深津さんと病院のスタッフの皆さんには大感謝しています。

第十三回(元)心臓病仲間の集まりで、手術見学の時に撮影した臨場感ある動画をスクリーンに投影して上映しました。皆さん無言で鑑賞されていたように思います。(集まりに参加されて一緒に観ていた南淵先生はああだこうだと色々実況コメントされていましたが・・・)。興味のある方には見学動画を今後機会があれば公開していきたいと思います。どうぞお楽しみに。

それまでは、こちらの心臓手術見学記事をご覧ください。

東京ハートセンター 心臓手術見学記
https://comebackheart.blog.fc2.com/blog-entry-174.html

東京ハートセンター 心臓手術見学記 第二弾
https://comebackheart.blog.fc2.com/blog-entry-225.html

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プロフィール

Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の50歳男性。

2008年12月に40歳で心臓の僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)


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このブログは、私が心臓弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。手術を受けた時の描写は2008年12月の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

(元)心臓病仲間のアンケートを企画・回答集計しました。これから心臓手術を受ける方にはとても参考になるデータだと思います。こちらの記事へ

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南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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