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術後十二回目の誕生日

今日は12年前のあの日と同じような良い天気でした。この12年の間、12月11日に雨が降ったのは昨年の一回だけです。

朝の8時45分。会社のデスク。ふと手を止めて、12年前の今日の今頃、ストレッチャーで手術室に運ばれる直前だったなあと、リアルに記憶をよみがえらせる。

病気で亡くなった父の年齢をいつの間にか自分が超えているのも、心臓手術で弁の修復をしてもらったお蔭。

これまで術後の12年間に南淵先生の外来を受けた回数は、52回。
すごいのは、その52回の南淵先生の外来は、過去一度もキャンセルされたり、別の先生にバトンタッチされたことがないこと。

これが当たり前の事実ではないことは、考心会の最新の会報に南淵先生が書かれた私信を読むとよく理解できる。南淵先生の外来にかける思いのようなものが感じられる。

読んだ人にしか分からないと思うけど、救急車で運ばれるべき状態の心房細動が発生していても予定されていた外来を実施。たとえ、入院中であっても、一旦病院から出て外来先へ向かい、決して外来に穴をあけない。そこまでやってくれているのかと、文章を読んで、ぶったまげました。
(原文を読みたい方は考心会にお問い合わせを!)

また、以前の考心会主催の講演会で、南淵先生が大和成和病院の倉田先生の仰った言葉を述べていたのが印象に残っています。
倉田先生曰く、「僕から外来をとったら何も残りませんよ!」

医師が外来をこのように真剣に取り組んでくれているなら、
(元)患者も術後の健康を維持し続ける努力に最大限取り組まなくては申し訳ない。

生活、食事、運動。悪い習慣は改善し、健康的な習慣の維持に努め、時として緩みそうになる気を引き締める。
そして、治してもらった心臓と共に、引き続き人生を楽しんでいきたいと思った、そんな術後12回目の記念日でした。

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プロフィール

Author: カムバックハート

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カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の52歳男性。

2008年12月に40歳で心臓の僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)


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お知らせ
このブログは、私が心臓弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。手術を受けた時の描写は2008年12月の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

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