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考心会の紙上総会 / 徳田先生の医療講座 AVANTY TOKUチャンネル

5月に開催が予定されていた考心会(心臓病患者の生活を考える会)の総会は、新型コロナウィルスの影響で、会場での開催は中止となりました。知りませんでしたが、2009年の新型インフルエンザ流行の際にも通常開催を行わず紙上総会をされたことがあったので紙上開催は今回2回目であったとのこと。ということなので、会の事業計画と収支予算案の承認については書面で実施され、その結果と、南淵先生の長文の寄稿や会員の皆さんの近況が載った考心会の会報が郵送で届きました。考心会の楽しみの一つは、総会や講演会での南淵先生や心臓に関わる先生のお話を聴くことです。今回も紙面で南淵先生のお話を読むことができたので満足しています。テーマはやはり昨今のコロナウィルスのこと。南淵先生の豊かな知識がちりばめられていて、「先生、よくこんな詳しく色々なこと知っているなぁ」と、いつものごとく感心させられます。
秋の開催は実現できるのでしょうか。今の状況だと微妙なところだと思います。

私の方が開催している(元)心臓病仲間の集まりも、残念ながらまだ開催できるという状況ではないですね。でも、秋以降は集まりでなくても、何かしら仲間の交流を図る企画ができればなぁと考えています。

話題を替えまして、

心臓リハビリの専門家である徳田先生のYouTubeの動画による「医療講座 AVANTY TOKUチャンネル」は、患者向けの内容の回もあったりして、益々興味深いものになってきました!

先月は、南淵先生のインタビューが2回に分けてありました。脱線が多い会話ですが、そこに南淵先生の人柄が伝わってきます。

【心臓外科医 南淵先生と対談①]

【心臓手術を迷われている方、若手医療スタッフ必見!】 心臓外科医 南淵先生と対談②

そして、最新3部作は、南淵先生をボスとされている中川先生のインタビューです。大和成和病院の門をたたかれた時の経緯や、その後のウィーンの病院への留学の時の様子、そして、最近の低侵襲の心臓手術についてのお考えなど、観ている時間を忘れるくらい引き込まれる内容でした。インタビューの最後の方では、生体弁の劣化などで今後心臓の再手術を受ける可能性のある患者さんのことについても話題にされていました。我々(元)心臓病患者としても、中川先生のようなこれから第一線を突っ走って行かれるような先生を今からマークしておくのはお勧めだと思います。(先日の新横浜ハートクリニックのオンライン診察は中川先生に担当して頂きました。)

インタビューの様子はこちらです。

[対談!若手心臓外科医トップクラス 中川博文先生] TeamNABUCHIとの出会い

[対談!心臓外科医 中川博文先生] 留学のススメ!

[対談! 心臓外科医 中川博文先生] 低侵襲心臓手術と今後の展望について



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紹介: エセランナー 2度の心臓手術からのフルマラソン完走への復活ロード

当ブログに以前からリンクさせてもらっているブログ、「エセランナー 2度の心臓手術からフルマラソン完走への復活ロード」のしゃどうびいとさんが、当ブログの紹介記事をアップして下さいました!

こちらです。私が書いた古い記事にも目を通して読んで頂きありがたいです。
https://ameblo.jp/mrmaeno/entry-12598390587.html

これから手術を受ける方々に対して、「心臓手術経験者を有効に活用しましょう」と呼びかけていらっしゃいます。その通りだと思います。体験語りたがりの方々が多いのが心臓手術経験者の傾向的特徴の一つです。相談や質問など喜んで聞いてアドバイスしてくれる仲間が多いと思います。

しゃどうびいとさんは、私と同年代の関西人の方です。(私も出身は関西。)

術後、弁膜症の関係者と積極的に交流を持たれています。その活動の様子はブログに詳細に書かれています。私の知っている仲間でもここまで活発に色々な活動されている方は少ないのではないでしょうか。

しゃどうびいとさんが参加されている中に、一般社団法人 心臓弁膜症ネットワークがあります。団体の名前は以前から聞いたことがありましたが、しゃどうびいとさんはそこにご自身の体験談を寄稿されたり、催されるイベントに参加されたりしています。(オンライン交流会というのがあるそうです。うっ、先を超されました!) 興味のある方は是非ご覧ください。

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電話診察、オンライン処方体験談(新横浜ハートクリニック)

コロナウイルスの影響で、首都圏に非常事態宣言が出されました。
私の勤め先の会社も、しばらく休業です。普段はセキュリティの関係で絶対持ち出し不可の会社のパソコンを許可を得て家に持って帰ってきました。デスクトップパソコン(しかもWi-Fi非搭載)を使用しているのでディスプレイと合わせて運ぶのは大変でした。ゴールデンウィーク明けまでは、必要に応じて、在宅で仕事となります。体力の維持とストレスをためないようにするための日々の活動をどう行うか計画中です。

このような状況なので、次の外来診察はしばらく先に予約を延期しようかと思っていました。体調は変わらず好調で、手元にある心臓の薬も過去の外来のタイミングのズレからある程度の日数分の余裕があるので、直ぐに薬が切れて困るという訳でもないので。

でも、早めに次の薬の手配だけしておけば安心かなと思い、今朝、新横浜ハートクリニックに勤めているなじみの看護師さんに相談。すると、先生と電話診察をすれば、処方箋を最寄りの薬局にファクスで送ってもらえるとのこと。自宅待機中で時間を持て余している状態なので、「いつでも電話診察オーケーです」と返事したところ、早速スマホに電話がかかってきて、今日外来をされている中川先生との電話診察が実現。1分ほどお話して、次回3か月後の予約を取ってもらって、電話診察は終わりました。10分後には、今度は、最寄りの薬局から電話がかかってきて、クリニックからの処方箋が届いたとのこと。いつでも薬を取りに来て頂いて構いませんよとのことで、とても迅速、気持ちのよいスピーディーな対応をして頂き感激しました。(あらかじめ、最寄りの薬局の住所、電話番号、ファクス番号を手元に用意しておいた方がよいです。処方箋の原本はクリニックから郵送で薬局に送ってもらえます。実費負担要。診察代は次回の外来で精算。)

術後の定期検査・診察を受けられている方は、今のタイミングにおいては、あえて病院に行く絶対的な理由がないのであれば、上記に書いたような方法で、済ませるのが無難だと思います。(南淵先生とスタッフの皆さんにお会いしてお話できないのが唯一残念ですが。)

追記: 
上記に書いているのは、コロナウイルス感染者を想定したオンライン診察ではありません。念のため勘違いなきよう。
また、原則、初診の場合は、電話診察やオンライン処方は対応不可だと思います。定期的にフォローされている方で緊急に検査、診察が必要ない方の場合は上記のような対応が可能だと思います。

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心臓手術 体験マンガ ハツ手術 シメノシロー 24話 ネットで繋がる (元)心臓病の人々

シメノさんの心臓手術体験マンガの最新号がリリースされました。
https://simenomanga2017.com/24wa/

シメノさんと我々の出会いの頃のことが描かれていて懐かしくなりました。病院を訪問した時のことや、集まりの様子など、その場の雰囲気がとても上手に描かれていて、臨場感をたっぷり感じることができます。さて、意味ありげな続き・・・の内容は何なのか当事者としては少し気になっております(笑)

ちなみに、マダムアリスさんとシメノさんの入院中のお見舞いに訪れた日のことを書いたブログ記事はこちらになります。
https://comebackheart.blog.fc2.com/blog-entry-127.html

シメノさんの心臓リハビリの様子も取材させて頂きました。
https://comebackheart.blog.fc2.com/blog-entry-130.html

心臓リハビリと言えば、上記記事にも登場されている理学療法士の徳田先生のYouTubeのプログラムが今とてもHOTです!
https://www.youtube.com/channel/UCa7Jp_ZuPAcKAgrfoPIqKyQ
心臓リハに係る専門家向けの内容です。
患者向けの内容ではありませんので、医療やリハビリは専門家に任せておけ主義の方にはあえて必要ない内容です。
私は、胸骨正中切開の内容なんかは、実に興味深々で勉強させて頂いています。私の胸骨のワイヤー。5本まではレントゲンに映っているのですが、一番下の6本目があるのか無いのか分からず見えません・・・・

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心臓血管外科医の数の話

厚生労働省が令和元年12月19日に発表した「平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」という統計資料があります。

それによると、平成30年12月31日現在の全国の医師の数は327,210人とのこと。そのうち、心臓血管外科を主たる診療としている医師の数は、3,214人。医者の総数の1%程しか心臓外科を専門にしている医者はいないようです。日本で心臓手術を受ける場合、この3,214人のうちの誰かに執刀してもらうことになる訳ですね。但し、この数字には、自ら執刀医として執刀できるレベルにまだ到達していない若い先生も含まれています。ちなみに、広告することが可能な医師の専門性に関する資格として、心臓血管外科専門医として認定されている医師の数は、2,129人だそうです。

男女比でみると、医者全体の男女比率は、男性が約78%、女性が22%です。しかし、これを、心臓血管外科医に絞ってみてみると、男性の心臓血管外科医が全男性医師の約1.2%で、女性の心臓血管外科医は、全女性医師の約0.3%とのこと。計算してみると、男性の心臓血管外科医が約3,000人、女性の心臓血管外科医が約200人強になります。私は身近なところでは女性の心臓外科医の先生にお会いしたことは僅かに一度しかありませんが、絶対数が少ないので納得です。そういえば、宇宙飛行士の向井千秋さんは、慶應義塾大学病院で心臓血管外科医をされていたようです。

次に、心臓血管外科医3,214人の平均年齢ですが、45.8歳とのこと。診療科別の平均年齢でみると、比較的低い年齢のようです。ちなみに、内科医の平均年齢は58.6歳です。一般の外科医の平均年齢も53.2歳なので、心臓血管外科医の方が一般外科医より約7.4歳も平均年齢が若いようです。これは私の想像ですが、心臓外科医の仕事がよりハードで過酷なので体力的に若くないと務まらないのか、それとも、年齢を重ねて一流のベテランとして生き残ることが難しい診療科目なので、ある程度の年齢に到達したら内科医など別の科に異動してしまう先生が多いのでしょうか。

人口10 万あたりの医師数は全国平均で246.7 人。これを都道府県別にみると、徳島県が329.5 人と最も多く、次いで京都府323.3 人、高知県316.9 人。少ない方は、埼玉県が169.8 人、次いで、茨城県187.5 人、千葉県194.1人。神奈川県も少ない方ですが、隣接する東京都は300人以上と関東圏の中では飛びぬけて多いです。東京都に医療機関がかなり集中しているようです。また、東日本よりも西日本の方が、人口あたりの医師の数は多いようです。

心臓手術を経験していなければ、このような統計に興味は持たなかったでしょうね。

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術後五十回目の外来(新横浜ハートクリニック)

集まりで以前出会った術前の仲間から、「いよいよ来月、大動脈弁置換の手術を受けることに決めました」という、そんな決意表明のようなメールを先日頂きました。運良く、今日の外来@新横浜ハートクリニックで、そのたつおさんと手術直前にお話する機会がもてました。彼の手術はヒメノさんの漫画風に言うと、直球ど真ん中3球勝負のパターンのようです。没頭されているサッカーの練習や試合に、術後果たして何か月で復帰されるのか楽しみにしたいと思います。

今日の新横浜ハートクリニックのスタッフの皆さんの対応は素晴らしかったです。まるで、自分がリッツカールトンホテルのスイートに宿泊するお客としてのもてなし(?)を受けているかのように感じました(リッツカールトンに泊まったことはないけど)。受付で診察券を提出するや否や、「鍋島さん、はいこちらで心電図とります」と案内され、それが終わるや否や、「次は、こちらで採血です」とスピーディーに採血完了。「では、次はエコー検査です」ということで、検査が終わるまでソファーに座る間もありませんでした。ようやく一息つけるかと思いきや、直ぐに、南淵先生の診察室に呼ばれて、先生と深津さんへの3か月に一回の近況報告も完了。受付から会計まで、すべてあらかじめ待ち構えられていたかのように無駄のない迅速な対応でした。

ということで、たつおさんと一緒にクリニックを出たのは10時にもなっていないような時間だったと思います。

唯一今日気になったのは、血圧が普段より異常に高かったこと。今朝は寒くて、雨が降っていたのですが、幾度か測りなおしても、高血圧領域の数値は変わらずでした。私の前後に同じ機械で測定されていた方も、数値が高かったような気がします。機械の故障では?と思いましたが、看護師さん曰く、ちゃんとメンテナンスしてもらって調整済とのこと。家に戻ってきて、自分の血圧計で測ってみましたが、やはり血圧値が高い。壁にかけている気圧計を見ると、1,050hPa。これって、かなりの高気圧状態だと思うのですが、もしかして気圧が高いことが血圧計の測定値に影響したのですかね?詳しい方いらっしゃったら教えてください。
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追記1:自宅で夜、お風呂からあがってストレッチ体操してから血圧を測ったら、正常値でした。さて、気圧はどうだと思って気圧計を見ると、昼間と変わらず1050hPaオーバー。どうやら、気圧と血圧計の数値との関係はなかったのかもしれません。服薬している薬の効き方、食事や運動、精神的な興奮やストレスなど、諸要因の結果が単に反映されて一時的に血圧が高く出ていたのでしょう。変化があることを認識して観察しておくことは今後のために大事かもしれません。
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追記2:その後判明したのですが、我が家の気圧計は壊れていました!常に1040hPs以上を示していて動きません。お騒がせしました。血圧計もなんだか最近の測定値が正しくないような気がしてきました。測定機器は、元々の性能が低かったり、メンテナンス調整がされないと長期間の使用における数値の信頼性は怪しくなるかもしれませんね。

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南淵先生のTV出演番組

下記の番組の放映は終了しました。

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来週放映の「ヒポクラテスの誓い」は、南淵先生の特集です! 1時間番組の密着取材版なので見ごたえあると思います。
新横浜ハートクリニックの外来での患者さんとのやり取りも放映されるようです。
(私が行った外来日の1週間前に撮影が行われた模様)

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12月28日(土) ひる1時~2時 BS-TBS
https://www.bs-tbs.co.jp/culture/JNT1100400/
http://www.nabuchi.com/news/2019/20191216.html
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お見逃しないよう!
実は、我が家は、BSを視聴できないので、(元)心臓病仲間に録画を依頼しました。

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術後十一回目の誕生日

毎年、12月11日は必ず天気が良いです。というジンクスが今日日中は天気が良かったのに、夕方になって雷雨が降り(関東地方)、崩れてしまいました。

なぜ、毎年、12月11日は天気が良いと覚えているのかと言えば、その日は私が心臓手術を受けた日だからです。
何年経っても、この日は忘れません。今日で、僧帽弁の形成術を受けてから、丸11年です。恒例の創の写真撮影は、術後10年まででストップします。

術後11年、健康面の不調がなく、免疫力も術前の何倍も強くなっていることを体感できる状況に感謝している次第です。前回寝込むような風邪をひいたのは、実に10年前の2009年5月のことです。それ以降、発熱もありませんし、虫歯にもならなくなりました。毎日1万歩の運動は心地よく続けています。

先日自宅に郵送されてきた考心会の会報に投稿されている会員の皆さんのお便りを読むと、パイパス手術から10年や14年、弁手術から11年、12年、12年6カ月という方が立て続けに元気に活動されている様子を投稿されていました。私と同じような時期に手術を受けられた方々の声を聞くことができるのは同士のようで嬉しいものです。心臓手術仲間には、術後30年以上ワーファリンを服用し続けてバリバリ仕事されている方もいます。適切な時期に適切に手術を受け順調に回復に繋がれば、心臓手術を受けたことによるハンディというものは、基本的にその存在を感じさせないものだと思います。色々な意味で、ハンディよりはメリットの方が多いかもしれません。

ブログを読んで下さった方からのメールは継続的に頂いております。術前の方も多いのですが、今年は7月の(元)心臓病仲間の集まり以降、イベントを開催できませんでした。来年もしばらくは時間がとれないため、次回の集まり開催は来夏頃になるかと思います。ですが、ブログの方は引き続き更新していきます。また、皆さんからの心臓に関するご報告や投稿などありましたら、ご紹介させて頂きますので、当ブログへのコメントやメールでコンタクト頂ければと思います。

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術後四十九回目の外来(新横浜ハートクリニック)

今日は、術後四十九回目となる外来でした。

新横浜ハートクリニックの受付開始は、入口の扉に9時半と書かれています。少し早めの9時過ぎ、もうやっているかなと中に入ると、既に患者さんが5、6人ソファーに座っていたので驚きました。どうやら、検査は別の日に行い、今日は診察だけという方が何人かいらっしゃた模様です。若しくは南淵先生以外の先生の診察患者さんだったのかな。最近、患者さんが増えてきて対応に時間がかかるようになってきたようです。そこで、検査と診察が別の日であっても待ち時間が少ない方が良いという患者と、多少待ってでも一日で両方終わらせた方が都合が良いという患者とに分けて、フレキシブルに対応する調整を行っているそうです。
私の場合は、たまたまタイミングが良いのか、これまで検査・診察を含めてスピーディーに対応してもらえており、今日も含めてクリニック滞在時間は、1時間半から2時間といったところです。(これは術後の順調な状態にある場合の検査と診察の時間です。術前の方は南淵先生のお話をたっぷり納得のいくまで聞くことができますし、診察の時間を焦ることなく質問もできますのでご心配なく。)

クリニックのスタッフの皆さんは、業務の効率化だけでは、増加する患者の対応を通常の勤務時間だけではこなすことが困難になってきているので、勤務時間より朝早く来たり、夕方も残ってお仕事されているとのことです。だから受付開始も正式な時間よりかなり早く開始してくれているのですね。こういうところは、小回りのきく民間専門病院やクリニックにおける特徴の一つで、クライアントである患者の目線を大事にした行動だと思います。

「ちゃんと残業代はもらっていますか?」と私が聞くと、「いいえ!」とのこと。患者のためにエクストラのお仕事をしてくださっているのだから、もしこれを読んだ経営者の方、是非お手当をご検討くださいませ。(スタッフの方に頼まれて書いている訳ではありません(笑) 念のため。)

心エコー検査と胸部レントゲン撮影は、一番乗りでした。エコー検査の技師さんは検査の手際が良くて、10分足らずの時間で心臓の検査を終えてくれます。昨年指摘を受けた胆嚢ポリープが拡大していないか、お願いをして確認してもらいました。5mmから変わらずで、数も増えていないということでこちらも経過観察で良いようです。

今日は、3人の仲間から声をかけてもらいました。まずは、昨年の集まりでお会いした、術前のたつおさん。引き続き経過観察を続ける中で、こちらのクリニックに最近移ってこられたとのこと。自覚症状なしでスポーツもやってられます。でも、ちゃんと自分の身体のことを考えて(だから昨年の集まりにも参加してもらえたのだと思います)、経過観察を実行されている点は感心しました。自覚症状がなければ、何年も病院に行かないでほったらかしという方が少なくないので。

次に、小笠原諸島にお住いの一心さんと久しぶりの再会。相変わらずお元気な様子を拝見できて嬉しかったです。島のお話を色々伺えました。昨年秋に、一心さんを訪ねて小笠原行きを予定していました。小笠原諸島は東京都ではありますが、往復で最短1週間の滞在期間が必要です(船は週1便で片道24時間。飛行機は飛んでいません。日本で東京から一番遠いところ。だけど東京都)。ここ最近連続して仕事を休むことが難しいので残念ながら計画を延期していました。お話をしていてまた島を訪れる計画を立てたいなあと思った次第です。伺って知ったのすが、小笠原や伊豆の島と都内の広尾病院は連携しているのですね。一心さんも最初は広尾病院で検査されたのだとか。広尾病院のとある病棟は、島からの患者ばかりが入院しているのだそうです。

今日も2時間弱のクリニック滞在でしたが、密度の高い時間でした。会計を済ませて、帰り際、考心会の幹事のSさんから声を掛けてもらいました。実は秋の考心会は先週開催でした。ちょっと最近バタバタしたりしていたので、そろそろと思いつつ日程を失念していました。また今度参加させて頂きます。


今日の検査結果の書類。血液検査、胸部レントゲン、心電図と心エコーです。

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「将来の医者さがし」 Keloさん、Ayaさんとの架空対談

(元)心臓手術仲間との付き合いも長くなってくると、将来について共通の関心事が起こってくることがあります。今日は、(元)心臓病仲間であるKeloさんとAyaさんとの最近のメールの内容を題材として架空の対談形式にまとめてみました。(協力者のKeloさんとAyaさんには文面公開の許可を頂いております)

カムバックハート) Keloさんとの(元)心臓病仲間としてのお付き合いは早いもので9年になりますね。Ayaさんとも、術前に参加して頂いた集まりの時からですから既に6年ですね。

Kelo) いつの間にか、そんなに時が経っているのですね。手術後、元気に過ごすことができてありがたく感じています。

Aya) 私もあんなに貴重な体験をしたのに、もう細かく思い出せないくらい平穏無事に過ごしています。元気になれた証拠だと思っています。

カムバックハート) 我々は僧帽弁の形成術を名医に執刀してもらい、その後、健常者同様の生活や仕事をこなすことができています。Ayaさんが言うように、あれだけドラマチックな心臓手術の体験も普段は忘れてしまうくらい、術後は順調な方が多いのだと思います。

ですが、最近の集まりでは、2度目、3度目の心臓手術を経験されたという方も珍しくなくなってきました。先日は4回目の心臓手術(幼児期の先天性心疾患の手術を含む)を経験された方も現れました。弁の形成術や機械弁への弁置換であれば、多くの場合、一度の手術で一生持たせることができると思われます。生体弁については、弁の劣化という課題がどうしてもあるので、年齢によっては再手術は当然に認識すべき状況ではあるようです。(上記再手術された方も、劣化した生体弁を入れ替えるために再手術したという方が多いです)

弁の形成術を受けた人も、弁置換を受けた人も、定期的に心臓の検査・診察を受け続けて、将来なにか変化が起これば早期に状況を把握できるようにしておくことが大切だと思います。

Kelo) 定期検査を受けている中で、日ごろ診てもらっている医者が突然勤務先を異動されることがありますよね?

Aya) はい、私が診てもらっていた先生も最近、病院を異動されました。先日、転院先の病院に行ってきたのですが、総合病院ということもあって、心エコー検査が混み合い、別の日に出直しとなってしまいました。予約を取ってから行ったのに、出直すと言っても結構距離があるんだけどなという気持ちを抱かざるを得ませんでした。初診なので致し方ない部分もあったのだと思います。

また、検査項目に体重測定がなかったのですが、普通に考えれば無くても良いくらいの検査かもしれませんが、私たちのように不安要素を抱えている患者さんにとっては、病気のサインを見落とさないようにする大事な項目なんだけどなぁと、専門病院とは異なり、良くも悪くも合理化されてしまっていると感じました。

他の皆さんも、小回りのきく専門病院から総合病院や大学病院に移られると、患者さんにとっての利便性の点で違いを感じられているのでしょうか?

Kelo)  心エコー検査ができなくて別の日に出直しはちょっと酷いですね。実は、僕も、カムバックハートさんから情報を頂いていたお蔭で、最近、主治医が新たに異動された病院に行ってきました。総合病院でしたが、新しくてとてもきれいな病院で、なかなか良さそうな病院で安心しました。でも、言われてみると、専門病院のあの検査・診察の素早さに比べればレントゲンとかで1階から2階へ移動したりしたので多少面倒ではありましたが、待たされた感じはなかったです。

カムバックハート) 術後の定期フォローだけだったら、弁膜症手術後一番大事な検査である心エコー検査を行えて、素早く検査結果を診察できけるような小回りのきく民間病院や専門病院がベターだと思います。但し、何か心臓に新たな現象が発生しているときに見落とすことなく確実に診てくれる医者に診てもらうことが第一条件であっての上ですが。

Kelo)  ところで、心臓外科医って、何歳くらいまで現役でいられるんですかね?個人差もあるとは思いますが。

カムバックハート) さて、どうなんでしょう。。。手が震えてなければ大丈夫と深津さんが言っていましたが(笑) 50~60歳代は一番油のノッテいる時期だと思いますし、70歳代になっても現役の有名な外科医は多数いるので、定年を自分で決めることができる医者はサラリーマンの私からすると少し羨ましく思えたりします(笑)

Kelo)  僕を手術してくださった先生は現在60代後半になられていて、現在は現役でバリバリ手術されてます。ですが、もし数年後かもう少し先に弁の漏れがひどくなり僕が再手術する事になった時に、続けてその先生に執刀いただくのか?正直迷う時があるんですね。僕は今は手術が必要なわけではないですし、普通の生活を送れてますが10年以上の長いスパンでこの病気と付き合う中で主治医・執刀医選びという課題はどうしても考えざるを得ないと思うんです。

例えば(縁起でもない話で大変申し訳無いですが)カムバックハートさんがもしもう一度心臓手術を受けるとした場合、南淵先生以外だとどなたを執刀医に選ばれますか? 

カムバックハート) 僕の場合は、心臓については、今は南淵先生以外の先生は全く考えていないです。南淵先生に絶大な信頼をおいていますので。

ただ、将来の執刀医をあらかじめ視野にいれて普段から検討しておくことは大事だと思います。マダムアリスさんや他の患者仲間とも以前からそういう会話をしていました。

現在、第一線で活躍されている心臓外科医、所謂一軍の全国で50名程度の心臓外科医には、徒弟制度のように、必ず、その弟子さんがいるそうです。なので、自分が今信じている第一線の心臓外科医の弟子さんをマークしておくのが一つの手だと思います。海外留学して助手として連日手術を経験してきた有能な若い活のいい先生なんかが良いですね。

ただ、そういう次世代の第一線の外科医となるであろう医師と巡り合うのは容易ではないようです。そういう医師とめぐり会うには、現在の第一線の医師とコンタクトがある中で、助手として執刀してくれたり、入院時の術後管理をしてくれたり、外来で代理で診てもらった等の接点の中で、フィーリングが合致して初めて知り合うものだからです。そもそも、第一線の心臓外科医の有能な弟子さんが一体誰なのか、実はぱっとは分かりません。名前を挙げるのも難しいですね。また、若くて有望でも、突然外科医を辞めて、開業内科医になってしまう先生もいらっしゃいますし(実話)

となると、やはり、集まりの場などで、患者仲間同士の生の評判を参考にするのが有効な方法なのでしょうね。

最初の質問に戻って、僕が南淵先生以外の執刀を受けるとするとどの医者を選ぶかですが、僕が思っている将来の展開は次の通りです。
術後のこの11年間、ずっと南淵先生に診てもらっていて、先生は、「自分の執刀した患者は一生面倒を見る」と仰っています。だから、南淵先生に手術してもらえる間は別の医者の選択の必要性がないと思っています。ですが、僕の方が先生より年齢は10歳若いのですよね。もしかしたら再手術適応となる日に南淵先生が現役でいらっしゃらない可能性があるかもしれません。でも、その時は、南淵先生自身がその時点において全面的に信頼をおく医者を僕に紹介してくれて、その後のケアをその医師に任せるであろうと思われます。よって結局のところ、今は将来のことは全く考えていないです。そもそも、再手術があるかどうかも分からないし、形成で10年以上問題なくやって来れたので、このまま一生大丈夫である可能性の方が高いような気がします。

(元)心臓病仲間の輪があれば、必要な時には必要な情報が入るし、一度心臓手術を経験したことがある人なら、緊急手術でもない限り、どうするべきかという判断能力は十分に備わっていると思います。なので、やはり結局のところ、今からあまり深刻に医者探しすることもないかもしれませんね。

Kelo)  その通りですね。でもこんな話させてもらうのも手術後10年近く無事だからこその贅沢な悩みなのかもしれません。医者選びというテーマは、術前の患者さんにとっても、又、(元)患者さんにとっても普遍的なテーマだと思いますので、今後も集まりなどで話題にしていけたらなと思います。

Aya)  私は経過観察して頂くにしろ、何かあった時の対処をして頂くにしろ、将来的なことを見据えて南淵先生と手術されていた若い先生の外来を受診しています。この先、長く心臓のことを診てもらうには自分と歳が近い先生の方が良いかなと思ったのですが、南淵先生も現役でいらっしゃるので、所属される病院が異なってしまった場合にどの先生に診ていただくのがベストなのか、適切な判断がなかなかつかないままです。しばらく通ってみてやっぱり違うなと思った時には、また情報を集めて通院先を考えたいと思います。

話が横にそれて恐縮ですが、「将来を考える」繋がりで女性の患者さんに発信しておきたいことがあります!
心臓手術後に出産を望まれている方は、都内にある榊原記念病院で心臓手術をすることを選択肢の一つにしても良いと思います。おめでたいことではありませんが、私も昨年お世話になりました。榊原は循環器の専門病院というイメージで産婦人科があるのは意外でしたが、心疾患を抱えた患者さんの妊娠・出産、おなかの子に心疾患が疑われる場合に対応して頂ける診療科として平成26年に開設されたそうです。健康な女性にとっても出産は命がけのことなので、まして心疾患を抱えた人にとってはマタニティライフを心臓とセットでサポート頂けるのでしたら、大変安心できるのではないかと思いました。
もちろん、別の病院で心臓手術を行ってもきちんと連携は取って頂けますので、執刀医ありきで選ぶ方法もあると思います。
本人が心疾患を抱えている場合のみならず、ご家族が罹患されている場合の何かの参考になればと思います。
(記憶違いだったら申し訳ございませんが、榊原は確か、かかりつけ医を自宅付近の別の医療機関とする医療スタイルのため、手術と術後の経過観察のあり方までを含めて検討する必要があります。)

カムバックハート) Ayaさんの女性視点での情報はこのブログの読者の方にも参考になりますね。榊原記念病院は仲間の多くが手術を受けている心臓手術にかけては全国的に有名な病院ですが、副次的にそういう特徴を加えてアピールすることでその病院の魅力が増してくると思います。

今日は貴重な情報交換をありがとうございました。引き続き、患者仲間の輪で有効な情報を共有していきましょう。

以上。

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プロフィール

Author: カムバックハート

カムバックハートブログバナー

カムバックハートこと、鍋島と申します。神奈川県川崎市在住の51歳男性。

2008年12月に40歳で心臓の僧帽弁形成手術を受けて、第二の人生をスタートさせることができました。

南淵先生と私

南淵先生と私(術後の初外来にて)


心臓病仲間の輪に入りたい方、ブログについてのご質問、お問い合わせのメールはお気軽にこちらへ どうぞ。
但し、私は医者やカウンセラーではないので医学的なご質問にはお答えできません。初めて連絡下さる方は簡単なプロフィールをお願い致します。

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お知らせ
このブログは、私が心臓弁膜症の僧帽弁閉鎖不全症という病気に診断されたところから、入院、手術、退院、その後の生活という流れで時系列に記載しています。手術を受けた時の描写は2008年12月の状況ですので、その後の医学の進歩で内容的に古くなっている部分があるかもしれません。実際の患者にしか分からない心理的な面の記述をできるだけ表現したつもりです。最初から読まれる場合は、「★はじまり ~こちらからご覧下さい~

(元)心臓病仲間のアンケートを企画・回答集計しました(2018年秋)。これから心臓手術を受ける方にはとても参考になるデータだと思います。アンケート集計結果はこちらの記事へ

コルコバード


南淵明宏先生の公式サイトにある「勇患列伝」 その7に出てくる「平松」とは私のことです。

yomiDr.のサイトにある世相にメス 心臓外科医・南淵明宏ブログ にこのブログのことを書いて頂きました。こちらの記事には第三回(元)心臓病仲間の集まりについて書いて頂きました。
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